執行役員統括工事長
重機オペレーター 伊藤 勝
30年以上前に入社しました。前職で自動車メーカーの整備をしていたのですが、もともと建設機械とか大きな機械ものが好きで、それに関係ある仕事に就きたいと思ったんです。当時の職業安定所、今でいうハローワークに行って、建設機械のオペレーターとかバスの運転手で仕事を探したんですけど、その時それに当てはまるのが「本間解体」の重機オペレーターしかなくて(笑)。ある意味運命的だったんですが、それで本間解体に入社しました。
スゴイ!のひと言でした。迫力がありすぎて、もう次元が違うんですよ。カルチャーショックでした。現場はものすごく危ないんですけど、そんな中でも、確実にキレイに建物を壊していく、倒していくというプロの仕事に驚きました。現場で作業している人たちの仕事に対する意識の高さもかっこいいなと思いました。
簡単に言えば、重機を操作して、建造物を安全に壊していくのが仕事です。でも、ただ壊すのではなく、その建物の構造や周辺の状況などを考慮して、いかにリスクを減らすかを考えることも自分たちの仕事。頭の中ではいつもそのことを考えています。何十年経っても、日々勉強です。
もともと機械が好きなので、その機械を使って大きな構造物を壊すところに醍醐味があると感じています。そして、いかに安全に壊していくかも重機オペレーターの腕の見せどころ。細かいところまで配慮しながらいつも作業しています。自分は褒めてほしいタイプなので、難しい現場を期間内に安全に終わらせたときは誰かに褒めてもらいたいと思いますね(笑)。
きちんと仕事ぶりを見ていてくれる人がいて、努力を評価してくれるところ。ここで働いていてよかったと思える瞬間が多い会社だと思います。入社したころから比べると、福利厚生もすごく良くなっていて、会社の成長に合わせて社員の福利厚生や待遇もアップ。あとは、現場と事務方、営業との連携ができているのもいいと思います。それから、会社がここまで大きくなったのは、社員みんなが自分たちの仕事に誇り、プライドを持ち、安全に早く、キレイに解体を行ってきたから。どこにも負けないという強い思いを持った人たちが多く、それが今の本間解体のベースになっていると思いますね。
働き方も変わり、待遇もよくなって、今でも十分幸せだと思うし、会社には感謝しかありません。これからもこの状態が続いていってくれることを個人的には望みます。そして、これから入ってくる若手のために、より良い労働環境を整えていくのが自分たち現場にいる人間の役割だと思っています。
挨拶ができる、遅刻をしないという社会人として当たり前のことができる人で、重機や機械に興味があるなら、トライしてみてほしいです。すぐに操作ができるようになる人もいれば、時間がかかる人もいます。こればかりはやってみないと分からない部分もあるのですが、こちらもしっかりサポートしていきたいと考えていますので、ぜひ。
1日の仕事の流れ
会社に集合
みんなで1台の車に乗って現場に向かいます。車の中では、新人さんにどう教えれば彼らのスキルがアップするか、伸び悩んでいるのをどうサポートすればいいかを話しています。
作業開始
自分の担当重機で解体作業を開始します。安全に解体作業を進めることができるよう、常に頭をフル回転です。慎重に、でも迅速に、作業を進めていきます。
昼食
頭をフル回転で作業を進めいている分、しっかりと栄養を補給するようにしています。
午後の作業開始
午後も同様、安全第一で解体作業を進めていきます。少しの間違いが事故につながる可能性があるので、一瞬も気は抜けません。作業終了まで集中して解体を行います。
解体作業終了
残業があることは少なく、17時にはだいたい作業を終わらせます。その後、現場のみんなで車に乗って会社に戻り、その日の業務は終了です。